またまたポンコツ整備士です。農機具修理屋が長年の実績と経験を基に今回は田んぼの斜面の畝刈にめっほう強い草刈り機オーレックのスパイダーモアの刈刃を紹介していきます。
田んぼなどで使用中なんか切れ味悪いな~?って細い草が切れんよな?って感じたことありませんか?
そうなんです、僕もしょっちゅう感じて途中で刃を交換したり研ぎなおしたりして対応します。
僕は整備のプロなんで研ぎなおしたりできますが、笑 減りすぎてるとそれも無理になり交換します。
ではどれぐらいで交換がベストか紹介していきますね。笑
今回はバーナイフの紹介になります。では行ってみましょう。
スパイダーモアの刈刃
対象機種
- SP850
- SP851
- SP852
- SP853
この4種類は共通で使えます。
交換時期
基本的にスパイダーモアのバーナイフ形は回転方向の先端部分からすり減っていきます。
いわば行き過ぎると包丁の先の刃の様に減っていくのである程度減ってきたらはの入れ替えをしてやって下さい。その時に同時に確認していただきたいのが刃を取り付ける袋ナットの頭がすり減っていないかです、これがすり減ったまま使うとナットが外れないのと無理やり外すと外れても新しいナットが取り付きません。ねじ山が潰れてしまうとシャフトの素材が固いのでダイスでの修正も効きませんよ!気を付けてください。そこまで行くとブレードの先がスプーンの先の様に丸くなってるでしょうから穴が開く前と刃の交換時期の判断として交換してください。
しかし、最近のバーナイフは色々な種類があり先端が太くなっていたり、極端に分厚い物など数多くあります。あれならばかなりの時間持つんじゃないかと減りが遅いからいいのではと思うかもしれませんが 整備士の目から見てあまり太いのは機械の衝撃がすごいんでシャフトやベルトなどにダメージが増えるのであまりお勧めしません。
おすすめ商品
ポンコツ整備士おすすめの商品は、アイウッドの最強スパイダーです。
この商品はコスパも良くて、刃先の消耗性も少なく耐摩耗が優れています。
幅広構造で30%耐久性UP
使って観て消耗が少ないのははっきりわかります、うちの店でもリピーターは多いです。
特長として減りが少ないのは当然として、先が幅広なので研磨して使う場合、角が出るので寿命が延びるメリットがあります。幅広でない刃は研磨しても角が出ないので引っかからない、なので切れ味が少し減る傾向があるんです。草刈りは、チップソーでも角が出ないと切れ味は復活しませんからね!
それと、早めの新品交換(ナットの点検)や刃の早期研磨は機械の負担も減り機械を長く使うことが出来、修理代も減ります。ポンコツですが整備士の意見です。
まとめ
草をスイスイ楽に刈ることが出来る一番条件は刃が切れることが一番です。
田んぼなど草刈りに行く前に、刃の消耗を確認して減っていれば交換したり研磨するなど現地での交換作業はなるべく減らしましょうね!相対的に減りが速いなと感じたら、刈高が低すぎる可能性が有ると思うのと凹凸がひどい場合などもあると思います。機械の負担を減らすのと綺麗な草刈りを実現するために早めの交換をしましょう。ご検討の程よろしく願いします。